残業をしたくない人が、まず始業前に取り組むこと

時計を見る女性

1日の計画を自分にコミットする

今日の仕事について、皆さんは朝一番に計画を立てているでしょうか?

なんとなく仕事を始めている方は多いのではないでしょうか?かく言う私も、業と同時にスタートダッシュができるサラリーマンではありませんでした。

1日の計画を立てずに仕事に取り掛かると、なかなか仕事は捗りません。タスクの優先順位が明確になっていないため、本来すぐにやならければならないタスクを後回しにしてしまい、残業になってしまうことも多々ありました。

このようなことを避けるには、まず以下のことを取り組む必要があります。

  • 始業前に1日のタスクを整理する
  • タスクに優先順位をつける
  • それぞれに何時間割り当てるのかを決める
  • 今日行うタスクを宣言する(チームメンバーに共有する)

始業前に1日のタスクを整理する

まずは最初に1日のタスクを整理しましょう。一体自分は今、何のタスクを持っているのか、それぞれいつまでにやならければならないのかを、紙やエクセルなどに書き出し、可視化すると良いです。

これができていないと、人から頼まれた仕事を期限までに完了させることができなかったりして、依頼者や上司からの信用を失うことになりかねません。

タスクに優先順位をつける

洗い出したタスクには、それぞれ優先順位をつけましょう。

期日が早いものはもちろんのこと、事前に他の人に依頼をしたり、作業のボールを渡さなければいけないものは、最優先で対応をするように優先順位をつける必要があります。

優先順にを正しくつけることができれば、期限までに余裕を持って取り組むことができ、早く完了することで依頼者からの信頼を掴むことにつながります。

それぞれに何時間割り当てるのかを決める

残業をしないと心に決め、それぞれのタスクについて、今日は何時間を割り当てて、どこまで対応するのかを明確にしましょう。1日の業務時間が8時間の場合なら、以下例のように設定すると良いと思います。

  • メール確認 0.5h
  • 〇〇会議向け資料作成 2.5h
  • △△会議 1h
  • 取引先訪問 2.5h
  • 営業報告書作成 1h
  • 日報作成 0.5h

今日行うタスクを宣言する(チームメンバーに共有する)

最後に、始業開始の時点で今日行うタスクをチームメンバーや上司に宣言しましょう。

定時までの時間の中で、自分はどのように時間を使うのかを宣言することで、差し込みの案件などができないとこを意思表示することができます。

また、自分に対しても、それぞれのタスクを設定した時間で行うことをコミットすることで、時間を意識して仕事に取り組むようになります。

他にも、上司に1日のタスクを確認してもらうことで、優先度が間違っているものは指摘してくれる場合もあります。

まとめ

1日の作業を明確化することで、人は無意識に時間を大切に使おうとします。

サラリーマンなら、定時までの8時間の使い方を意識することで、残業は必ず減らすことができます。

私はこの作業を始めたことで、同僚との無駄話をしなくなりました(笑)。一度試してみれば、きっと効果が実感できると思います。皆さんの残業が少しでも減らせることができれば幸いです。

今日のチェンジ

朝一番で、自分自身に今日のタスク、作業時間をコミットしよう。コミットしたことを全力でこなし、無駄な残業をしないと自分に宣言しよう。