こんにちは!ずしみです。
今回は、暗記が苦手な方のために「モダリティを使った効率的な記憶術」をご紹介します!
何度もノートに書いたのに覚えられない。。
試験の直前になって思い出せない。。
誰もがこんな経験をしたことがあると思います。
ずしみ
朝チェン君
ずしみ
朝チェン君
ずしみ
今回の内容は、脳科学者の茂木健一郎さんの著書「脳を活かす勉強法」で紹介されていたテクニックになります。ポイントを絞ってご紹介しますので、ぜひ今後の勉強等に活かしてみてください^^
目次
まずは記憶のしくみを知ろう
今までのやり方がダメだった理由を知るためには、まずは記憶のしくみを理解しましょう。
簡単なイラストにしましたので、記憶が定着する流れを見てみてください。
脳には、覚えたことを記憶する場所が2つあります。それが「長期記憶」と「短期記憶」です。
長期記憶:忘れようと思っても、いつまでも頭の中に残っている
短期記憶:覚えたことは、すぐに消えてしまう
なかなか覚えられないのは、勉強したことが短期記憶に保存されているためです。そのため、しばらくすると忘れてしまいます。
勉強したことを定着させるには、長期記憶へ保存できるようにする必要があります。
長期記憶へ保存するには、モダリティを使うのがコツです。
モダリティとは
モダリティを総動員して使うと、脳の中にある「海馬」や「扁桃核」が活性化します。すると、記憶が長期記憶として定着しやすくなります。
ひたすら書く、読むだけでは、「海馬」や「扁桃核」が十分に活性化しないため、短期記憶になってしまいます。これが、すぐに忘れてしまう理由です。
朝チェン君
ずしみ
朝チェン君
ずしみ
モダリティを使った記憶術
資格勉強など、たくさんのことを暗記したい場合は、モダリティを総動員して勉強することがポイントです。
以下は、モダリティを使った例です。人によって合う・合わないがあると思いますが、一度試して自分に合うものを見つけてみてください^^
- 英単語なら、耳で聞いて、目で見て、声に出して読んで、手を使って書く
- ランニングやストレッチをしながら、耳で聞いて、声に出す
- 特に覚えたいものでは、普段食べない味のガムを食べる
- アロマオイルを複数準備し、それぞれ覚えたいモノごとに匂い嗅ぎながら書く
- ダンスの各振り付けと、覚えたいモノを紐付けて踊る
上記はあくまで一例ですが、要は五感をフルに使って覚えるのが良いということです。
ただ単に見て書くだけでなく、自分なりに思いつくモノといろいろ組み合わせみてください。今までよりも短時間で記憶が定着できるようになると思います。
朝チェン君
ずしみ
朝チェン君
モダリティを総動員して勉強すると、ちょっと人に見せられるものではないかもしれません。笑
勉強するときは、周りに人がいないか注意してください。笑
モダリティを使った記憶術を紹介しましたが、記憶の定着に重要なポイントはこれだけではありません。
記憶には、「睡眠」も重要になってきます。
記憶の定着に大切なのは睡眠
一夜漬けして頑張ったけど、全然頭に入っていない。そういう経験をしたことがある人は多いと思います。
より効率的に記憶を定着させるには、睡眠が重要です。
睡眠には、「記憶を整理して、定着させる」機能があります。
人間は、睡眠中に以下2つの睡眠を繰り返して寝ています。
レム睡眠:身体は眠っているが、脳は活発に動いている状態
ノンレム睡眠:脳が深く眠っている状態
この、「レム睡眠」は記憶の整理に必要不可欠なものだと言われており、これを十分に取ることが重要です。
より効率的に記憶したいなら、睡眠時間は十分確保するようにしましょう。
記憶しやすい時間帯は「朝」
睡眠が記憶には重要といいましたが、それは記憶を整理する機能があるからです。
つまり、寝る前は整理されていない情報が、頭の中にたくさんある状態になります。
よく、残業は効率が悪いといいますが、それは身体的にも疲れている上に、脳も整理されていない情報で溢れかえっているからです。
オススメの時間帯は朝です。朝は脳がスッキリと整理されていて、普段の3〜5倍も生産性が高いと言われています。
より効率的に勉強したいのであれば、朝型に切り替えていきましょう!
もちろん、夜型の方が合う方もいるので、自分のタイプに合わせてやってもらうといいと思います^^
朝チェン君
ずしみ
朝チェン君
ずしみ
まとめ
- 長期記憶へ定着させるには「海馬」と「扁桃核」を活性化させる
- 活性化させるにはモダリティを駆使して勉強する
- 記憶の定着には、睡眠が大切
- 朝は脳がスッキリして、生産性が高く、記憶しやすい
モダリティを使った記憶術はいかがでしたか?
記憶のしくみを知ると、モダリティを使う重要性が理解できたと思います。
どうせなら、短時間で効率よく覚えられた方が良いので、よければ今後の勉強で活用してみてください^^
ではまた!