【上手に相手へ依頼する方法】感情をコントロールする4つのルーティーン

上手に相手へ依頼する方法感情をコントロールする4つのルーティーン

こんにちは!ずしみです。

今回は、上手に相手へ依頼するために、自分の感情をコントロールする4つのルーティーンについて解説します!

部下や同僚、妻や子供に怒ってしまうことは誰でもあると思います。

そのような時に、感情を使って相手をコントロールしようとしたことはありませんか?

例えば、自分の要求を通したい時には、怒りの感情を使って相手を納得させようとするなどです。

怒りの感情を使うと、一時的に相手は要求を聞いてくれるかもしれません。しかし、結果的に相手との関係性は悪化してしまうことがあります。

朝チェン君

ずしみさん、この方法ぜひ教えてください。僕は感情がうまくコントロールできなくて、ついつい怒ってしまいがちなので。。

ずしみ

大丈夫、僕もそうだから。なので、今回はこの感情をうまくコントロールする方法を教えるよ。感情は抑えられないものじゃなくて、ちゃんとコントロールする方法があるから大丈夫だよ。

朝チェン君

ほんとですが、ぜひお願いします!

ずしみ

OK。では1つずつ解説するから、しっかり見ていこう。

感情をコントロールする4つのルーティーン

①感情を使ってどんな目的を達成したいのか?

まず最初に、自分は感情を使ってどんな目的を達成したいのかを考えてみます。

例)
「明日が期限の資料はまだできてないのか?早くしろ!」と部下に叱ったなら、「部下に資料を作らせること」が目的となる

上記のように、感情を使ったコミュニケーションの裏側には、必ず目的があります。まずは、その目的が何なのかをはっきり認識しましょう。

朝チェン君

そういえば、喧嘩になって怒ってる時は、自分の意見が正しいことを相手に納得させようとしていると思います。起こった方が相手が言うこと聞いてくれそうなので。

ずしみ

ということは、相手に納得してもらいたいというのが目的で、それを達成するために怒りの感情を使っているということだね。もし、目的が達成できるなら、怒りは必要ないと思わないかい?

朝チェン君

た、たしかにその通りですね。そうか、目的の達成のために、怒りを使っているってことなのか。目的が達成できるなら、別に怒る必要はないですもんね。

ずしみ

そうだね。まずは、今の自分の目的を知ることが大事だね。

②感情を使うと目的が達成できるのか?

次に、これまでの感情を使ったコミュニケーションをした際に、以下の点でどうだったかを振り返ってみます。

  • これまで感情的になって、うまくいっていたか
  • 相手は自分の要求を気持ちよく受け入れてくれていたか
  • 自分は要求を受け入れてもらって嬉しかったか

いざ、振り返ってみるとどうでしょうか?自分と相手のことを考えた時、これまでの感情を使ったコミュニケーションは、お互いに良い方法だったでしょうか?また、自分の目的は達成できていたでしょうか?

感情的になった場合、目的が達成できなかったことが多かったのではないかと思います。

「感情的になっても、目的は達成するのが難しい」とあらためて認識しましょう。

朝チェン君

たしかに、怒ったら多少すっきりしますが、目的は達成できてないことが多いと思います。逆に余計こじれてしまったりしますし。。

ずしみ

そうだよね、だから一呼吸おいて、感情をそのまま表に出してしまう場合どうなるかを前もって想像すると良いよ。

③その場を離れて深呼吸する

目的の達成が難しいと理解していても、カッとなって、声を荒げそうになったり、手を出しそうになることはあると思います。

そうなったときは、以下を試してみてください。

  • 一旦その場を離れる
  • 深呼吸を10回行う

その場を離れ、深呼吸を行うことで、自分自身を落ち着かせることができます。落ち着くことができたら、次のことを自分に語りかけてみてください。

「感情は一時的なものであり、しばらくすれば落ち着くことができる。また、どう対応するかは、自分で決めることができる。」

朝チェン君

たしかに感情って、一時的なものが多い気がします。しばらく経ったら忘れたりしますしね。笑

ずしみ

そうだね、だから表に出す前に一旦間を置くことが大事だと思うよ。

④相手に伝わる言い方を考える

一時的な感情を落ち着かせることができたら、最後はどうやって相手に上手に伝えるかを考えます。上手な頼み方と、下手な頼み方をまとめましたので、参考にしてみて下さい。

下手な頼み方(相手を不快にする)

▼命令口調

「〇〇をしろ」
「〇〇しなさい」
「〇〇をやりなさい」

誰しもが経験があると思いますが、命令口調は相手をとても不快にさせます。もちろん、こちらの頼みも快く受け入れてもらえません。

ですが、感情的になると、ついつい命令口調を使ってしまいがちですので、気をつけるようにしましょう。

上手な頼み方(相手が受け取りやすい)

▼お願い口調

「〇〇してもらえるかな?」
「〇〇してくれる?」
「〇〇できそうかな?」

「〇〇してもらえると、すごい助かるな」
「〇〇してくれる?してもらえると、とても嬉しいな」

お願い口調を使うことで、やわらかく相手に伝えることができます。

また、相手もお願い口調で頼まれたら、依頼を受け取りやすくなりますし、助けてあげようと言う気持ちも出てきます。

感情を落ち着かせることができたら、できるだけお願い口調を意識して、相手に頼んでみましょう。

朝チェン君

お願い口調ですか。たしかに感情的に伝えるより、相手に丁寧に伝えた方が、結果的に目的が達成できそうな気がします。

ずしみ

相手の立場に立って、感情的にならずに伝えることが大事ってことだね。感情的になりそうになったら、このルーティーンを思い出して、まずは落ち着くことを意識してみよう。それができるようになったら、相手にも優しくお願いできるようになると思うよ。

朝チェン君

そうですね。もっと難しい方法なのかと思いましたが、これなら僕でもできそうです。今度やってみようと思います。

ずしみ

大丈夫、朝チェン君ならできるよ^^

まとめ

  • ルーティーン①:感情が湧いてきた時は、感情を使って達成したい目的を認識する
  • ルーティーン②:感情を使った場合、過去は上手く目的が達成できていたかを振り返る
  • ルーティーン③:感情を抑えられない時は、その場を離れて深呼吸をする
  • ルーティーン④:お願い口調を意識して、相手が受け取りやすい伝え方を心がける

感情をコントロールする4つのルーティーンはいかがでしたか?

日常生活や仕事の中では、どうしても感情的になってしまうことはあると思います。

そんなときに、このルーティーンを思い出してみてください。上手に感情を落ち着かせることができれば、相手への接し方も優しくなれるようになります。

ぜひこの方法を一度試してみることをオススメします^^
ではまた!